喜舎場智子 錺(かざり)展-フィサー
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沖縄の美術家・ビデオアート作家の山城知佳子さんの話を、あれこれとしていた数日後、K先生から沖縄の写真雑誌『LP』第7号(発行:photogenic person's peace タイラジュン代表、編集:松本太郎 仲宗根香織 2009年6月6日発行)が届きました。
山城知佳子特集号で72Pでボリュームある特集。
内容も座談会「イメージの連鎖 物語の力と反物語」(首里フジコ、新城郁夫、宮城潤、山城知佳子、砂川敦志、仲宗根香織)
沖縄に生れ、地元の県立芸大に学び、地元で活動を続ける山城の関連の深い人々が寄稿している。田中睦治「山城知佳子が山城知佳子になるまでにーその1」、喜名えりか、宮城潤、小林純子「沖縄の内面を穿つ力ー『オキナワTOURIST-I like Okinawa Sweet』」、新城和博、根間智子、濱治佳、仲田晃子、鈴木勝雄「見つめるのでもなく、対峙するのでもなくーある水辺の物語」、渡辺真也、屋嘉比収「山城の作品は私たちの身体を通ったか?」…。
そして家族での座談会などなど…。
いろんな視点で山城を取り上げており、面白い。
また、芸大関係者の若手研究者(沖縄写真史).・友寄寛子が「比嘉康雄と東松照明の二人展」について、大畑光範が「アトミックサンシャインの中へin沖縄ー日本国平和憲法第9条したにおける戦後美術」について短い論評を寄せている。
沖縄でもそろそろ、美術批評の成熟する気運が生まれたかと…うれしくなる。
先日告知した宮古上布の展示会に出向きました。
友人の宮古上布の作家・仲間伸恵さんが協力スタッフ(作品もありました)で、頑張っていました。作品の解説もしていただき感謝!
会場のホテル「ザ・ナハテラス」の会場に500点の宮古上布(古い布から新作の作品)が、圧倒的な数で展示されており、入口で立ちすくみ、…心の準備をしてから、布達と向き合いました。
このコレクションは大阪の会社「Miyako-Shinei」さんのもの、代表は40代前半のご夫婦で…。「Miyako-Shinei」のHPをご覧ください。
よくぞここまで上布を集めていただいたと…そのエネルギーにまずは感服しました。そして、一同に展示してくれたことを驚いたものの、感謝です。
明治から織られた古い上布を、砧打ちを施して…苧麻の美しさ、宮古上布の軽やかさ、織りての女性たちの技が…素晴らしい。一反が200g代から400gと…軽い古い布を見ていると、細かな作業を黙々とする女性達の歴史が、その布に凝縮されているのたど…感慨深く見入ってしまった。
開催期間が3日間でもったいない。でもいろんな事情でしかたない。
こうして集まった500点はすべて販売されていく布達…。今後、いや10年後、これだけの宮古上布が一同に揃うかといえば、可能性は薄いと思う。
本来ならば地元の行政や博物館や沖縄側で、年代ものの伝統工芸の作品を収集する動きがあってもいいと思うのだが…。なかなかそういう方向にはいっていない現状…。
個人的には収集したい気持ちもあるけれど…宮古上布は高額なので…手が出ない…。それが芸術品なのだとわかりつつも…
宮古島の織り物技術は、技術だけが島に残り…作品はいずこへ…。
同時開催されている豊島貞夫氏の写真展「風の島・宮古ー魂の原郷」も数少ない写真だか素晴らしい。
豊島貞夫氏は宮古島(旧)上野村の出身。学校の先生の傍ら、人々の日常の写真を多く残している方。いい写真を撮る方で、私は上野村役場が発行した『うえの』?写真集で、その写真にふれ、写真提供者の名前を覚えていました。
やはり豊島氏の写真を見た「Miyako-Shinei」のオーナーが、わざわざ訪ねて行って共同開催になったようです。
いい展示会でした。
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玩具ロードワークスの豊永氏から展示会のお知らせが届きました。
毎年恒例の、ユッカヌヒーアート展で、もう何回目でしょうか?毎年楽しい展示会です。ユッカヌヒー展だけあって遊び心満載の作品達が展示されます。会場には子供達の嬉々とした笑い声も…。今年も楽しみです。
ぜひ、ご覧ください。
*展示会:「ユッカヌヒーアート展」
*期 間:2009年5月27日(水)から31日(日)
*会 場:沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館2階 常設展示室にて
*無 料 10時開場17時閉場
<参加作家>
奥山泉(立体)/佐刀大地(絵画)/比嘉拓美(陶器)/喜舎場智子(銀細工)
辺銀愛理(食べ物)/豊永盛人(カルタ 張り子)/豊永美菜子(お面)/
中村真理子(張り子)/阿部誠司(木工)/長尾恵那(彫刻)/カニメガ(デザイン)/
宜保朝子(絵画)/宮城光男(シーサー)/賀川理英(紅型)/石川真治(テラコッタ)/
佐久田祐一(絵)
元気なとても元気な天才光男(民藝術作家・シーサーアーティスト)氏たちが実行委員会をつとめる「沖縄アートフェスティバル」のおしらせです。
すでに始まって終盤ですが、週末覘いてみました。34人の公募作家の作品展示や野外では絵本バザーと古本市など、若いエネルギーで楽しそうでした。
日比野克彦、塩田純一、宮島達男氏たちが公募された64作品から34作品を審査したようです。
歌手Coccoの作品展「homeland」のコーナーも…。
察するに、実行委員会は沖縄の開邦高校OBOGがかなりいるようですね。
会場で偶然あった光男君は、「企画全体も作品です」と話していました。フットワークのよさ実現するエネルギー、元気がなによりです。
*会場:浦添市美術館
*期間:2008年10月15日(水)~10月26日(日)
*開館時間:午前9時30分~午後5時(金曜日は午後7じまで、最終日は4時30分まで) 月曜日が休館日
*入場料:大人600円(高校生含む)、中学生以下は無料
*問い合わせは info@okinawa-art.com
HTTP://FESTIVAL.OKINAWA-ART.COM/
沖縄の天気予報が、34℃や35℃の気温を示している。暑いけれど風があり例年32℃くらいが普通なのですが…
暑中お見舞い申し上げます。
涼しさをまねくガラスの世界を少し紹介しましょう。
写真のガラス製品は、沖縄のテーマパーク「おきなわワールド」内の直営のガラス工房の上地さんという30代の作家さんのものです。(現在もそちらにいると思いますが…)私は、上地さんの作るガラス作品が好きで小物だけを毎年一点ずつ揃えたことがある。食器セット、写真の香炉、花瓶などなど琉球ガラスの作家の中では、シャープな線もきちんと出せる稀有な作家だと思う。作品も「素朴」の印象からは遠い。
毎年いろんな技法に取り組んで、デザインも練られて発表されている。時代の感性にも敏感だと思う。センスのいい奥さんのアドバイスも創作には重要らしいけれど…確かなわざに研鑽するのは本人の志…。テーマパーク直営のガラス工房なので個人作家として取り上げられることが少ないのは…とても残念なことだと思います。
こうしたタイプのガラス職人・作家は大切にしたいものです。
いつの日か個展を見たいと思います。
夏用に白を基調としたバッグを那覇市辻(パシフィックホテル近く)の琉球レーザーLLAで購入しました。この工房は、沖縄の伝統工芸の首里織や八重山ミンサー織とオリジナルの革製品を組み合わせてバッグや財布、名刺入れ、システム手帳、ストラップなど製作している。
使用している皮も「イタリアの伝統あるタンナーから直輸入した牛ヌメ革を使用し、手作業で作り上げる商品の数々は使い込むごとに革のよさとぬくもりを存分に感じていただける一品に仕上げております。」(会社紹介チラシより)というこだわりがあり、「OKINAWA BRAND」の革製品を提供する立ち様が伝わってきます。 今回購入したのは、白地(帆布地)に赤い首里のロートン織を細革であしらった肩掛けタイプのバッグ。「A4サイズの書類入りますか?」(結構重要なポイントです)と質問すると「ちゃんと考えてデザインされています」とのこと…。値段は2万円以下でおさまりました。
クオリティーの高いこだわったものづくりは、きちんと評価される時代だと思います。また伝統工芸品とのコラボレーションでも、時代に受け入れる独自のデザインなど,「用の機能と美」の追求も、愛着を持って使ってもらうには、重要ですね。
店内には、「お店の場所探すの大変でした。でもよかった」と観光客の人も来店中でした。
次はお財布ほしいなーと思いつつ、購入したバックを「どう使いこなすか」、この夏の楽しみを一つ見つけウキウキと帰路につきました。写真は、結構詰め込んで使用中のものです。
URL http://www.ryukyuleather-lla.com