沖縄文化研究

屋嘉比収 『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』

Photo  日本近代思想史・沖縄学の研究者・屋嘉比収氏の新著『沖縄戦、米軍占領史を学びなおすー記憶をいかに継承するか』(世識書房、2009年10月30日発行)の紹介です。

 沖縄の政治・文化への思考を、精力的に発表し続ける研究者の屋嘉比氏(1957年生まれ)。沖縄大学で教鞭をとるようになってからは、単著・共著も含めて立て続けに著作で発表される。
 「記憶をいかに継承するか 耳を傾けること 耳を傾け続けること 耳を傾き継ぎ続けること 当事者性の身体化へ」とのコピーと、著者の「今、戦後世代の私達に問われている緊要なことは、非体験者としての位置を自覚しながら、体験者との共同作業により沖縄戦の<当事者性>を、いかに獲得していくことができるかにある」という言葉が帯に記されている。

 沖縄戦、戦後沖縄の社会、現実に向き合う、著者の真摯な姿勢と思考の流れは、今を生きる私達に大きなものを問いかける。

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「アジア・沖縄 織りの手技」展示会のお知らせ

_1  南風原文化センターが新しい建物でこの秋にリニューアルオープンします。
 オープン企画の展示会の案内が届きました。
企画展「アジア・沖縄 織りの手技」
期 間:2009年11月15日~29日_2_2

琉球絣の里である南風原。沖縄の織物文化の資料だけではなく、これまでもアジアの染織りに関する企画は数多く企画している博物館。
 今回の展示もよりパワーアップされた内容と期待されます。

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鎌倉芳太郎資料展示会のお知らせ

Photo_2  沖縄県立芸術大学所蔵の鎌倉芳太郎関係資料の展示会が開催されます。
 「紅型型紙をよむー鎌倉芳太郎の1414枚」と2007年に鎌倉氏ご遺族から寄贈された「新収蔵か枕芳太郎資料展」です。
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*会期:2009年10月29日(木)~11月8日(日)午前10時~午後5時まで
*会場:沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館
*入場無料
*会期中は無休です。 

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講演会「琉球の漆文化と科学」in浦添

 2009年12月5日に浦添市図書館で「漆の学際的研究」プロジェクトによる琉球漆関係の講演会が開催されます。
 浦添市美術館は、全国的にも数少ない漆芸を専門とする美術館。これまで数多くの催しものを提供してくれました。今回は科学的な視点からの琉球漆資料のお話です。

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「山田真山について」芸術学教養講座

沖縄県立芸術大学芸術学専攻の主催する教養講座の案内です。芸大所蔵の山田真山関係資料は知る人ぞ知る資料。
ようやく、光が当たります。



<第5回芸術学専攻教養講座>
*講座内容 「山田真山について」
*講  師  小林純子(沖縄県立芸術大学准教授)
*期  日 2009年10月22日(木)18時~19時30分
*会  場 沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館 1階会議室
*講演内容 山田真山(1885~1977)は、沖縄では数少ない日本画家で、また彫刻家でもあります。
本学附属資料館には真山の描いた下絵が、282点収蔵されています。
そこから見えてくる、戦後の沖縄美術の一側面を講じます。
詳しくは下記URLへ
http://www.okigei.ac.jp/geijutsu/News.html

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「琉球施設、江戸へ行く」展示会のお知らせ

Photo_2  沖縄県立博物館・美術館が開館して2年が過ぎようとしています。開館二周年めの企画展「薩摩の琉球侵攻400年 琉球使節、江戸へ行く」が開催されています。
 2009年は、琉球国が1609年に薩摩藩に侵攻されてからちょうど400年の節目。この1年関連のシンポジウム・展示会など多く開催されています。
 今回は、最近の歴史研究の認識から従来使用していた「江戸上り」の語を使わずに、江戸へ行く!という表現を用いているところに現代的な意味があるよう。Photo_4
 展示は、従来の資料に加え沖縄での展示も始めての資料が多く、中でも展示資料の中心になっている<歴史文献資料>はいい資料が多く、じっくり楽しめそうです。難解な古文書資料も丁寧な解説でわかりやすく…。ちょっと渋めの良質な展示会です。

 11月29日までの会期中には講演会、シンポジウム、体験講座なども企画されています。

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「第9回琉球・中国交渉史に関するシンポジウム」お知らせ

10月18日に、で、琉球・中国交渉史に関するシンポジウムが開催されます。
中国の研究者4人、日本・沖縄側研究者2人が、歴代宝案、档案資料、ベトナムの漢籍、ポルトガルの資料を使って発表を行うようです。
第9回琉球・中国交渉史に関するシンポジウム
日時:10月18日(日)9:30~17:00
場所:沖縄県公文書館 講堂  入場無料
プログラム
午前の部  司会:豊見山和行一・琉球大学教授
①王 澈(中国第一歴史档案館研究室 研究館員)
 「清宮档案資料に見る琉球人の漢文学習
②郭美蘭(中国第一歴史档案館編研処 研究館員)
 「清朝の琉球国王および来華使節への賞賜制度についての初歩的研究」
③倪暁一(中国第一歴史档案館整理編目処 助理館員)
 「清朝から賞賜された紡織品およびその儀礼的表象と文化的意味について」
午後の部  司会:井上秀雄・元県立芸術大学教授
④李中勇(中国第一歴史档案館整理編目処 助理館員)
 「英国人宣教師ベッテルハイムの琉球における布教活動についての中琉の交渉
⑤上里賢一(琉球大学教授、歴代宝案編集委員)
 「ベトナム資料に見える琉球
⑥生田 滋(大東文化大学名誉教授、歴代宝案編集委員)
 「フェルナン・メンデス・ピント著『東洋遍歴記』に見える雙嶼、琉球関係記事と明代中琉関係の変化
総括討論 15:15~
    コーディネーター 高良倉吉(琉球大学教授)
              田名真之(沖縄国際大学教授)

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展示会「国宝 沖縄・琉球王国の美」

Photo  涼しくなり過しやすくなった季節。日本各地で<芸術の秋>らしい興味深い展示会が開催されています。
 その中で、沖縄関係の展示会を紹介
現在兵庫県立歴史博物館で、沖縄関係の展示会が開催されています。関西地区の皆様ぜひご覧ください。
 特に国宝に指定され県内でも見る機会が減った、王家関係資料(那覇市所蔵)も多く展示されています。

*展示会:「国宝 沖縄・琉球王国の美」
*期間:平成21年10月10日(土)~12月6日(日)
*会場:兵庫県立歴史博物館

*企画者側の兵庫県立博物館は展示について
「15世紀の末に成立した琉球王国は、中国・日本・朝鮮から東南アジアまでを含む、幅広い貿易によって発展をとげました。アジア世界に開かれた琉球では、独自の文化が形成され、17~18世紀にかけてば美術工芸の振興に力が注がれて、琉球王朝の華とも呼ばれる漆器や焼物などの工芸品をはじめ、絵画や書、紅型(びんがた)や織物など、幅広い文化が花開きました。
 この展覧会では、沖縄県立博物館と那覇市歴史博物館の全面協力を得て、近世琉球王朝が生んだ至宝の数々を一同に展示します。沖縄唯一の国宝、琉球王、尚(しょう)家に伝わる王の装束や調度類も、兵庫県初公開。
 1972年に兵庫県と提携した友愛県沖縄の、すばらしい伝統文化をお楽しみ下さい。会期中、伝統芸能などのイベントも予定しています。」
と紹介しています。

詳しいことはHPでご確認ください。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/exhibition-sp2.html

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夏の宮古上布展のお知らせ

Photo  暑い日が続きますね。

 沖縄地方は、台風8号の通過で、先島地方の被害も大きいようです。沖縄本島地域も空模様は芳しくありませんがー。

ステキな展示会の案内をいただいたのですが、きがつけば会期は本日まで…。
 苧麻でつくられる宮古上布は、暑い夏はぴったりの布…。紺地の宮古上布、白地の八重山上布といわれたのは昔の話。現在の作家さんたちが織り上げる宮古上布は色とりどりの苧麻布です。若い感性もなかなかいいものです。

展示会のお知らせのみ
*展示会:宮古上布展ー涼彩の羽衣ー
 *会 期:2009年8月3日(月)~8月8日(土)午前10時から午後6時まで
*会 場:那覇市おもろまち駅リブレガーデンホテル近くの<Pano 舞>

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「宮古島の神歌と古謡」 IN 東京

  Photo_3                        2009年7月18日から19日東京で宮古島文化を紹介するイベントが開催される。
 「第25回<東京の夏>音楽祭2009 日本の声・日本の音」で紹介されるようです。

*「<日本の文化の古層>宮古島の神歌と古謡」
  チラシには「宮古島で古くから歌いつがれてき  た神歌と古謡は琉球のブルースだ!」のコピーが…
*期日:2009年7月18日(土)、19日(日)15:00
*会場:東京の草月ホール
*料金:全席自由 一般5500円 学生3500円
*内容:宮古島西原地区の神歌、伊良部島佐良浜地区の神歌、宮古島西原地区の古謡、伊良部の民謡、多良間島の古謡
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*詳細は「アリオン音楽財団ホームページ」をご覧ください。

*沖縄のG大学でチラシをゲット!。東京まではいけないけれど…興味深いイベントなので紹介。

 ちなみに、このチラシに使用されている写真は、先に紹介した、豊島貞夫氏の写真です。

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